ANAプレミアムポイントとは?計算方法・マイルとの違い・使い道

上級会員(SFC・JGC)

ANAプレミアムポイントとは?計算方法・マイルとの違い・使い道

どうも!ぼんたつです!

ANAのプレミアムポイント(PP)は、翌年度の上級会員のステイタスを決めるためだけのポイントで、マイルとは交換も合算もできません。飛行機だけで目指すならプラチナは年間50,000ポイントで、東京〜那覇のエコノミークラス・スタンダードなら1区間1,774ポイントです。この記事では、2026年5月19日搭乗分からの国内線の新運賃で計算した早見表と、自分のポイントの確認方法、家族旅行でどれくらい貯まるかの目安をまとめました(内容はANA公式ページで2026年10月5日に確認したものです)。

ANAプレミアムポイント(PP)とは?マイルとの違いと使い道

プレミアムポイントは、ANAグループ(ANA・エアージャパン・ANAウイングス)、スター アライアンス加盟航空会社、スター アライアンス コネクティングパートナーが運航する便に乗ったときに、マイルとは別に積算されるポイントです。毎年1月〜12月に貯まったポイント数で、翌年度のプレミアムメンバーのステイタスが決まります。

項目マイルプレミアムポイント
何に使う?特典航空券やANA SKY コインなどに交換翌年度のステイタス判定(交換はできない)
貯まる方法搭乗、ショッピング、ポイント移行など対象の航空会社の便への搭乗
期間有効期限まで持ち越せる1月〜12月で区切り、翌年に持ち越せない

ANAは、マイルとプレミアムポイントは登録の目的が違うため、交換や合算はできないと案内しています。

マイルとプレミアムポイント、ちがうの?
娘ちゃん

ぼんたつ
ちがうんだ!マイルは航空券に換えられるお金みたいなもの、プレミアムポイントは「今年どれだけ乗ったか」の成績表みたいなものだよ。

プレミアムポイントの使い方・使い道

プレミアムポイントそのものを何かに交換したり、支払いに使ったりはできません。使い道は「翌年度のステイタスを決めること」で、獲得したステイタスのサービスを翌年度の4月から1年間受けられます。

これまでは、プレミアムポイント数に応じて翌年度に「アップグレードポイント」がもらえました。ANAは、アップグレードポイントの提供を2026年度のプレミアムメンバーとスーパーフライヤーズ本会員への提供で終了すると案内しています。

また、2026年1〜12月のANAグループ運航便で80,000ポイント以上を貯めて2027年度のプラチナになった人には、「ANA SUITE LOUNGE」の利用券が3枚、2027年3月ごろに届きます(申し込み不要・ダイヤモンドになった人は対象外)。

ANAプレミアムポイントのステイタス条件(ブロンズ・プラチナ・ダイヤモンド)

図解:ANAプレミアムポイントのステイタス条件(ブロンズ・プラチナ・ダイヤモンド)

飛行機の利用だけで目指す場合

ステイタス年間のプレミアムポイントうちANAグループ運航便の分
ブロンズ30,00015,000
プラチナ50,00025,000
ダイヤモンド100,00050,000

30,000ポイントに届いた時点でANAゴールドカードかANAカード プレミアムを持っている人は、ANAグループ運航便の分が15,000に届かなくてもブロンズになれます。

飛行機とライフソリューションサービスを組み合わせる場合

ANAカード・ANA Payの決済額と、ANAの各種サービス(ライフソリューションサービス)の利用数を組み合わせる方法もあります。3つの条件をすべて満たす必要があり、①はANAグループ運航便の分だけを数えます。

ステイタス①プレミアムポイント②サービス利用数③決済額
ブロンズ15,0004サービス以上300万円
プラチナ30,0007サービス以上400万円
ダイヤモンド50,0007サービス以上500万円
「ダイヤモンドサービス」+More80,0007サービス以上400万円
「ダイヤモンドサービス」+More150,0007サービス以上600万円

12月末を待たずに使える「事前サービス」

12月末より前に必要なポイントに届くと、翌年3月末まで「プレミアムメンバー事前サービス」を使えます。4月以降に達成した場合は約2〜3日後から、1〜3月に達成した場合は4月中旬からです。ライフソリューションサービスを組み合わせた達成は対象外です。

ANAプレミアムポイントの計算方法と早見表(2026年5月19日搭乗分から)

図解:ANAプレミアムポイントの計算方法と早見表(2026年5月19日搭乗分から)

プレミアムポイントは、次の式で計算されます。

プレミアムポイント = 区間基本マイレージ × 運賃ごとの積算率 × 路線倍率 + 搭乗ポイント

路線路線倍率
国内線2倍
ANAグループ運航便の日本発着アジア・オセアニア・ウラジオストク路線1.5倍
ANAグループ運航便のその他の路線、スター アライアンス加盟航空会社などの運航便1倍

国内線の新運賃の積算率と搭乗ポイント

2026年5月19日搭乗分から、ANA国内線は「フレックス」「スタンダード」「シンプル」「セール」などの運賃に変わりました。エコノミークラスの主な運賃は次のとおりです。

運賃(エコノミークラス)積算率搭乗ポイント
フレックス、Biz、ANAカード優待割引100%400
スタンダード80%200
株主優待割引80%400
シンプル70%100
セール、ユース、シニア50%0

ファーストクラス(プレミアムクラス)は、フレックスなど150%、スタンダード・株主優待割引130%、シンプル120%(搭乗ポイントはいずれも400)、セール100%(搭乗ポイント0)です。お金を払ってアップグレードした場合は、もとの運賃の積算率に一律50%が上乗せされます。

早見表:主要区間のプレミアムポイント(エコノミークラス・1区間)

計算の例:東京〜那覇のスタンダードは、984マイル×80%=787.2→787、787×2+200=1,774ポイント。50,000÷1,774=28.2なので、プラチナまで29区間です。

かっこ内は、同じ運賃だけでプラチナ(50,000)に届くまでの区間数です。

区間(区間マイル)フレックススタンダードシンプルセール
東京〜大阪(280)960(53)648(78)492(102)280(179)
東京〜札幌(510)1,420(36)1,016(50)814(62)510(99)
東京〜福岡(567)1,534(33)1,106(46)892(57)566(89)
東京〜那覇(984)2,368(22)1,774(29)1,476(34)984(51)
東京〜石垣(1,224)2,848(18)2,158(24)1,812(28)1,224(41)

区間マイルはANAの国内線マイレージチャートの値で、東京は羽田・成田です。区間マイル×積算率の端数は切り捨てて計算しているので、正確な数字はANAの「プレミアムポイントシミュレーション」で確かめてください。

同じ東京〜那覇でも、セール(984)とスタンダード(1,774)では約1.8倍の差があります。運賃の安さだけで比べず、「運賃÷1区間のポイント」で1ポイントあたりの値段を見ると選びやすいです。新運賃の選び方はANA国内線の新運賃2026の解説にまとめています。

ANAプレミアムポイントの貯め方・確認方法と貯まらないもの

貯め方

貯め方は、対象の便にマイルが貯まる運賃で乗ることだけです。IBEXエアラインズ、AIRDO、ソラシドエア、スターフライヤー、オリエンタルエアブリッジ、日本エアコミューター、天草エアラインが運航する国内線のコードシェア便は、ANA便名で予約・搭乗した場合に限りANAグループ運航便として数えられます。

貯まらないもの

  • 特典航空券での搭乗(国内線フライトマイルの積算対象外)
  • キャンペーンなどのボーナスマイル、ホテルやカードで貯めたマイル
  • 提携他社のマイレージプログラムに登録した搭乗
  • スター アライアンスに加盟していない提携航空会社が運航するコードシェア便

注意

ANAカードの決済で貯まるのはマイルで、プレミアムポイントにはなりません。決済額が効くのは、ライフソリューションサービスを組み合わせる条件の③だけです。

自分のプレミアムポイントを確認する方法

  1. ANAウェブサイトにログインする
  2. 会員専用ページの「ご利用実績照会」を開く
  3. 今年のプレミアムポイントと、そのうちANAグループ運航便の分を見る

ご利用実績照会に反映された時点が「獲得」の扱いです。獲得したステイタスは、ANAウェブサイトのログインページかANAマイレージクラブアプリで確認できます。

家族旅行で貯まるANAプレミアムポイントの目安とSFCとの関係

図解:家族旅行で貯まるANAプレミアムポイントの目安とSFCとの関係

家族の分は足せない

国内線のフライトマイルは会員本人名義の搭乗分だけが対象で、プレミアムポイントもその搭乗をもとに計算されます。ANAカードファミリーマイルで家族と合算できるのは、特典に交換するときのマイルで、プレミアムポイントの合算は案内されていません。

ANAマイレージクラブの会員規約では、小児(2〜11歳)の会員は大人と同じ基準でマイルを積算でき、国内線の小児割引は、もとの運賃の積算率・搭乗ポイントに準じます。子どものマイルの貯め方と家族での合算はANAマイルは子供の分も貯まる?で解説しています。

東京〜那覇の家族旅行での目安

東京〜那覇をエコノミークラス・スタンダードで往復すると、1人あたり1,774×2=3,548ポイントです。家族4人がそれぞれ会員で同じ便に乗っても、4人分を1人にまとめることはできず、それぞれのアカウントに3,548ポイントずつ貯まります。

プラチナの50,000ポイントは、この往復だけなら1人で29区間(約15往復)分です。年に1〜2回の家族旅行で届く数字ではないので、ステイタスを狙うなら、家族旅行のPPは「おまけ」と割り切り、誰か1人が計画的に乗るのが現実的です。

4人分をたしたら、すぐ貯まりそうなのに…
娘ちゃん

ぼんたつ
そうなんだよね。プレミアムポイントは1人ずつの成績表だから、家族の分は足せないんだ。

ライフソリューションサービスを組み合わせる「ダイヤモンドサービス」+Moreでは、ANAカードファミリーマイルに登録した家族1名に翌年度の「ダイヤモンドサービス」のステイタスが贈られます。ただし決済額だけで年400万円以上が必要で、狙える家庭は限られます。

SFC(スーパーフライヤーズカード)との関係

プラチナかダイヤモンドになると、スーパーフライヤーズカード(SFC)に申し込めます(ANAグループ運航便で100万ライフタイムマイルに到達した人も対象)。SFCは2028年4月から、ANAカード・ANA Payの年間決済額が300万円以上なら「SFC PLUS」、300万円未満なら「SFC LITE」に分かれます。最初の判定期間は2026年12月16日〜2027年12月15日で、新しく入会した人は100万ライフタイムマイル到達者を除き一律でLITEからのスタートです。LITEのラウンジの扱いはSFC改定の見直し:LITEも2028年4月から条件付きでラウンジ可にまとめています。

まとめ

  • プレミアムポイントはステイタス判定専用で、マイルとは交換も合算もできない。1月〜12月で区切られ、翌年に持ち越せない
  • 飛行機だけならブロンズ30,000、プラチナ50,000、ダイヤモンド100,000(それぞれANAグループ運航便の分が半分以上)
  • 計算式は区間基本マイレージ×積算率×路線倍率+搭乗ポイント。東京〜那覇のエコノミークラス・スタンダードは1区間1,774ポイント
  • 自分のポイントはANAウェブサイトの「ご利用実績照会」で確認できる
  • PPは家族それぞれのアカウントに貯まり、合算できない。東京〜那覇をスタンダードで往復すると1人3,548ポイント
  • アップグレードポイントは2026年度で終了。SFCは2028年4月からPLUS/LITEに分かれる

次の旅行の運賃を選ぶ前に、早見表で1区間のポイントを見比べてみてください。少しでも参考になれば嬉しいです!

それでは皆さまよい旅を!

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